医療事務の資格

日本医療事務協会

 

医療事務の資格を取ろうと考えている人は多いと言われています。最近の就職事情において、医療事務の資格を持つことが有利という理由だからでしょう。

 

医療の業界は現在でも人手不足ですから、就職は他の業種に比べると楽なのです。しかし、資格を持っているかどうかで収入が違うのですから、できれば資格を取っておきたいと考える人が多くなってきているのです。

 

実は、医療事務の資格はたくさんあります。これは医療事務が正確には資格ではなく技能認定の部類に入るからです。資格がなければ医療事務ができないということはないのです。技能の認定はその試験を行う団体が行います。もちろん、権威のある団体による試験の方がその価値は高くなります。

 

財団法人日本医療保険事務教会と言うものがあります。ここでは診療報酬請求事務能力認定試験を行っています。また、財団法人日本医療教育財団は医療事務技能審査試験を行います。それから、全国医療福祉教育協会は医療秘書実務能力認定試験です。株式会社技能認定振興協会では医療事務管理士技能認定試験を実施しています。

 

このように、医療事務の資格と言ってもたくさんあります。この他にも全部合わせると30種類ぐらいになると言われています。医療事務の内容も様々ですから、自分が就職しようとしているところの業務内容によって受ける資格を選択しなければなりません。

 

また、試験にあたっては勉強が必要ですが、通信教育や専門学校などがあります。自分の環境に応じた選択をする必要があるのです。